CIAJコネクテッド・カー利活用推進委員会では、2022年度に「災害時の自動車を用いた情報通信システム(V-HUB)の利活用ガイドライン 車両活用防災システム 概要編(CES-0070-1)、運用編(CES-0080-1)」を公表致しました。
本ガイドラインは、2018年にアジア・太平洋電気通信標準化機関(ASTAP*1)にてAPT勧告化されたV-HUB規格に基づき、その普及推進を目的とする利活用ガイドラインです。V-HUBでは、通信機能を搭載した車両同士、あるいは電柱などのインフラ間をつなぐことで、災害で公衆網が使用できないような環境下において、安否確認や避難誘導支援などを行うことが可能になります。
*1 ASTAP:APT(Asia-Pacific Telecommunity) Standardization Program
今般、上述V-HUB利活用ガイドラインの続編として、下記のCIAJ標準規格を策定しましたので公表致します。今回の規格では、社会実装事例を調査し、その効果と課題を整理するとともに、未実施の自治体においてV-HUBの導入を加速するためのポイントと将来展望を整理しています。
【CES-0090-1】災害時の自動車を用いた情報通信システム(V-HUB)の利活用ガイドライン ~防災、消防システム等とコネクテッド・カーが効率的に連携するための最近の取り組み~ (第1.0版)
尚、本ガイドラインの策定に際しては、V-HUBのAPT勧告化を推進したTTCコネクテッド・カー専門委員会とCIAJコネクテッド・カー利活用推進委員会が合同で取り組みました。
◆災害時の自動車を用いた情報通信システム(V-HUB)の 利活用ガイドライン~防災、消防システム等の新たな取り組みが効率的に連携するための最近の取り組み~(第1.0版) [PDF:5,505KB]
問い合わせ先
技術推進部 石岡: y-ishioka[at]ciaj.or.jp