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   「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

 「今年度のアクティブラーニングはオンライン開催で計画中。是非ご活用ください」

                      2021年4月13日発行 第96号

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≪ 第96号 目次 ≫

・はじめに

・2020年度QKMアクティブラーニング

・ISO 9001関連の最新動向 〜Japan Digital Agenda 2030(2030日本デジタル改革)〜

・編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●はじめに ─────────────────────────────────────────────── 会員企業の皆様,令和3年度が始まり,約2週間ほど経ましたが,いかがお過ごしでしょうか? 新年度を迎え,QMS委員会も2021年度の活動計画を策定の上,活動していきたいと考えております。 さて,春を感じる穏やかな気候になってきた昨今ですが,不思議なことに桜の開花が各地で1953年の統計 開始以来最も早い開花日を更新するなど,全国的に開花が早い年となりました。 (東京の開花日は昨年と同様でしたが) 開花が早まる理由としては,年末から1月前半にかけて強い寒気の影響で,桜の花芽の休眠打破※がしっ かり行われたこと,1月後半からの高温傾向でつぼみの生長が促されたことと考えられています。 ※桜の蕾(花芽)が冬に入る前にいったん休眠し,成長を止め,冬の厳しい寒さにより再び目を覚ます現象 このことは地球温暖化が進んでいるため,開花が早まっているということだけではなく,元来,桜の花芽 には厳しい寒さという刺激がないと上記の現象は起こりにくいと考えられているそうです。自然の摂理な んでしょうか。 次に,2020年初頭から続いているコロナ渦の影響ですが,2020年度のピーク時から考えると感染者数が爆 発的に広まっている状況にはありません。しかしながら,首都圏や関西圏など人口が多い都府県ではなか なか収束の兆しが見える状況にはないと思われます。現時点においても新型コロナウィルス感染に対する 不安が残る社会状況になっておりますが,一人一人がきちんとこの状況を受け止め,再び感染拡大となっ てしまわないよう,感染防止に努めていく必要があると思います。 昨年度のQMS委員会の活動は,新型コロナウィルス感染拡大防止の観点より,オンラインツールを活用 したイベント・企画や会員企業の皆様とのオンライン懇談会を実施させていただきました。 また,昨年度の3月に例外として臨時総会を実施させていただきました。今年度を含めたQMS委員会の 活動についての方向性を決議いただきました。 今年度のQMS委員会の活動は会員企業の皆様の決議に応えるべく,社会状況を鑑み,オンラインツール の活用を主としたイベント・企画,会員企業の皆様とのコミュニケーションを実施させていただきたいと 思います。 今年度の総会(通常)については,開催方法・開催時期等を検討の上,別途ご案内させていただきます。 今年度も引き続き,QMS委員会へのご支援・ご協力をいただけますよう,よろしくお願いいたします。 それでは,メルマガ第96号をお届けいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2020年度QKMアクティブラーニング  ─────────────────────────────────────────────── 〇QKMアクティブラーニング(第19回)企画報告  会員企業の皆様のリモート監査推進の一助,改善のヒントを持ち帰っていただくことを目的に,HW,  SW,EMS(Electronics Manufacturing Services)やアフターサービスなど海外ビジネスパートナーを  対象に実施したQMS,PMI(Post Merger Integration),選定監査や工程監査等のリモート監査(監査  言語:英語)での実経験を基に,「リモート監査の進化の過程での学び」を紹介。  日 時:2021年2月16日(金)15:00-16:00  場 所:Teamsによるオンライン開催(各拠点より配信)  テーマ:『リモート監査』  講 師:講師 日本電気株式会社 環境・品質推進本部 シニアエキスパート 北村 弘  講演後の感想例:   ・リモートであることを意識すること,相手の表情を汲み取ることが大事。  ・両方の立場も含め,認識や解釈の違いが生まれやすい状況なので,事前対策としてこの講習で学んだ   ことが生かせると感じました。  ・リモート監査は,監査費用削減や生産性向上が目的ではない(←だんだん経費削減の対応になりかか   っていたので,初心に戻してもらった)  ・共通な言葉を用いていても,審査側と受査側で認識に違いがあることがあり,特にリモート監査では   良く確認した方が良いというのが印象に残った。  ・リモート監査だからこその注意点や重視するべき事,進め方のコツなどを知る事が出来た。 〇QKMアクティブラーニング(第20回)企画報告  昨年度も実施した企画ではありましたが,多くの方に参加いただきました。  アンケートでは「システムのランク分けとランク毎の品証活動が参考になった」などの声をいただきま  した。これらを踏まえ,引き続き様々な情報共有,学びの場を提供していきたいと思っております。  日 時:2021年3月26日(金)15:00-16:30  場 所:Teamsによるオンライン開催(各拠点より配信)  テーマ:『日立の品質管理』  講 師:講師 株式会社日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部  品質保証統括本部  部長 青木 誠 様  講演後の感想例:   ・信頼性目標のランク分けで実際に品証の関りに差をつけていることを聞き,今後の参考になった。  ・品質確保のためのチェックシートについて,大量になると業務に差し障ることをしっかり把握されて   いた。  ・事業への影響度から評価基準を定めている点
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ISO 9001関連の最新動向 〜Japan Digital Agenda 2030(2030日本デジタル改革)〜  ─────────────────────────────────────────────── 2021年2月に在日米国商工会議所がマッキンゼーアンドカンパニーとまとめ,「Japan Digital Agenda 2030 (2030日本デジタル改革)」を発行しました(日本語版と英語版があります)。事業や品質視点からDXを 大局的に捉える有意義な情報として,ご紹介します。 また,DX時代の品質マネジメントのグローバル指針として,英国CQI(Chartered Quality Institute)に よる『Quality4.0』に対する国際的リサーチプロジェクトが始まりました。検討内容は今夏を目標に公開 される予定です。動向を注視し,適宜フィードバックいたします。 ※(在日米国商工会議所HP) https://www.accj.or.jp/japan-digital-agenda-2030
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記 ─────────────────────────────────────────────── 思えば2020年度は社会全体が慌ただしく過ぎた期間でありました。本来なら新年度を迎える4月は様々 なイベントが行われる時期ですが,依然として新型コロナの終息はまだ見えておりません。 地域によっては「まん延防止等重点措置」が出されるなど,まだまだ予断をゆるさない状況が続いていま す。  皆さんも昨年度の制約された社会活動に対して,様々なデメリットを感じることが多かったと思います が,逆にメリットとなったところもあると思います。これまでの対面活動をオンラインで実施することで ,人との距離感が遠のいた部分と,オンラインの方が移動時間の削減やスケジュール調整が簡単に行える ことで,今までより多くの間接な会話の機会が増えたのではないでしょうか。  同様に,QMS委員会でも,オンライン開催によるイベント・企画にはこれまで以上の方々に参加いた だいております。この参加数増加の機会を有効に使い,少しでも多くの方に有益な情報を提供していきた いと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ──「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」── * 配信追加は下記にお知らせください。  mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp * 発行:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会     QMS委員会メルマガ編集部  http://www.ciaj.or.jp/top.html  http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ) * 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(勝田 秀樹) * 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!  qmsmelg@ciaj.or.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)2004-2021 CIAJ QMS committee All rights reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━