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   「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

     充実のQMS委員会,2014年も知的な気付きを発信します!


                      2014年 1月31日発行 第59号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ CIAJ ━
≪ 第59号 目次 ≫

 ・はじめに
 ・QMS戦略セミナーのご案内
  『リスクマネジメントと意思決定』及び
            『次期改正ISO 9001情報とリスクマネジメント』
 ・QMS戦略セミナー「バランススコアカードの基礎から構築まで」報告
 ・ISO 9000の改訂動向「ISO規格類の妥当性確認情報と今後の動きについて」
 ・TL 9000コーナー「セキュリティ測定法ガイダンスについて 他」
 ・知識活用型企業への道「QMSにおける知的資産運用への取り組み」
 ・QKM e-ラーニングシステムの移行に伴う一時サービス停止について
 ・編集後記

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●はじめに
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皆さん,こんにちは。 
このところ,寒かったり暖かくなったりと,春の予感なのか,気温が変化して
おります。また,インフルエンザが猛威をふるっているようです。日常のうが
いと手洗いはしっかり行いこの冬を健やかに乗り切っていきましょう。

さて、QMS委員会では,12月に実施の吉川先生によるバランススコアカード
構築セミナーでは受講された皆さんから貴重な体験ができよかったという多数
声を戴きましたが,本年の最初は,昨年 7月に好評を戴いた榎本講師によるリ
スクマネジメントの第二弾で『リスクマネジメントと意思決定』などについて
のQMS戦略セミナーを行います。日々,不確実性のなかでの意志決定をされ
ている皆様には必聴のセミナーです。現在募集中につき記事をお読み戴き,急
ぎご参加をお待ちしております。

今年もQMS委員会では皆様に様々な気付きを与えることができるような活動
をしてまいりますので期待してください。

それでは,メルマガ59号をお届けいたします。


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●QMS戦略セミナーのご案内
  『リスクマネジメントと意思決定』及び
            『次期改正ISO 9001情報とリスクマネジメント』
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QMS委員会では,昨年7月4日,新興プランテック株式会社の榎本徹 様をお招き
し,『リスクマネジメントの本質とQMSにおけるリスクマネジメント』のテーマ
でQMS戦略セミナーを開催いたしました。

当日のアンケートから,リスクマネジメントへの関心の高さを感じ取るととも
に,多数の方々から次回開催への期待の声をいただき,リスクマネジメントセ
ミナー第二弾を開催することとなりました。

今回は,“プロジェクトマネジメントで繰り返し訪れる意思決定にリスクマネ
ジメントがどう関わるのか”,また,現在改正作業中のISO 9001ではリスクの
概念が組み込まれることが決まっておりますが,これがどのような影響をもた
らすのかについてもお話いただきます。

ご多用のこととは存じますが,今回のセミナー通じて,リスクマネジメントの
視点からQMSを考えるための良い機会として,QMS運営に関わる多数の方々にご
参加いただきたくご案内申し上げます。

 1.日 時: 2014年 2月26日(木) 15:00〜17:10
 2.場 所: 情報通信ネットワーク産業協会(JEI浜松町ビル3階)
 3.テーマ: 『リスクマネジメントと意思決定』及び
            『次期改正ISO 9001情報とリスクマネジメント』
 4.講 師: 新興プランテック株式会社  榎本 徹 様
 5.申込期限:2014年 2月7日(金)

なお募集案内は1月14日に配信しております。


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●QMS戦略セミナー「バランススコアカードの基礎から構築まで」報告
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2013年12月18日〜19日に横浜国立大学大学院の吉川武男名誉教授をお招きして
『バランススコアカードの基礎から構築まで(定員制 2日間コース)』を開催い
たしました。

BSCの基本と構築のためのステップの講義と,少人数のグループ演習で構成
されていますが,演習では各グループで議論したものを吉川先生のヒントや解
説を受けながら,バランススコアカード構築に取組んでいただきました。

また,グループ発表,BSC構築事例紹介,吉川先生の総評と,参加者全員で
の意見交換会を行い,アットホームな2日間のセミナーとなりました。

今回の受講者は,品質保証・品質管理関連の方が5割を占め,その他は企画,
経理,経営管理等のスタッフ部門でありました。参加動機では殆どの方がBS
Cの基本知識や実践的ノウハウを身につけたいという方が多く,ほぼ全員が,
その目的を達成したと伺っております。

このセミナーで何を学べたかについては,「アクションプランの作成には途中
経過が重要であること」「体系的に考える難しさ」「ビジョンの設定からKPI
の設定までの一連の思考プロセス」「多様な視点で分析しアクションに繋げる
ことの重要性」「深堀して再度矛盾のないことを確認すること」のコメントが
あり,これらはBSC構築のポイントとなる部分でもあり,真剣に演習に向き
合った成果と受け止めています。

受講の感想としては,吉川先生の講義を受けられたこともさることながら,
「他社の方との交流で普段の硬直した仕事とは異なる気付きを得た」「演習の
時間がこれほど多いとは思わなかったが,もっとじっくりやりたかった」「か
なり頭を使いました」「交歓会もありいろんな意見を聞くことができ貴重な経
験でした」など,多様な感想がありましたが,演習での経験を高く評価してい
ただきました。

受講後のアンケートでは,率直なご意見を多数頂戴しました。このうち,この
BSCはどのような方がセミナーを受けるとよいかという設問では,6割の方
が「部門は限らず若手全般」と回答されており,演習の中にマネジメント訓練
の要素が多く含まれているためのご意見と受け止めております。アンケート結
果は,講師の吉川先生も含めて共有して,次年度に向けてフィードバックを図
って参ります。

受講者アンケートの結果は,以下の会員専用サイトからご覧いただけます。

 <会員専用サイト(ID,PWが必要です)>
 http://www.ciaj.or.jp/qms_m/pdf/131219.pdf 


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●ISO 9000の改訂動向「ISO規格類の妥当性確認情報と今後の動きについて」
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さる1月15日に品質マネジメントシステム規格国内委員会(TC176)が開催され,
昨年11月に開催された ISO/TC176ポルト総会(ポルトガル)の報告が行われまし
た。以下にその概要を示します。

1) SC1(基本と用語) : 
 ・今回の会議では,CDに対して各国から提出された約 700件のコメントの検
  討を行った。
 ・QMP(品質マネジメント原則)TGでは,今回の会議でQMPの説明書の作成を完
  了。今後はISO 9001改正版と同時期公開に向けて ISO中央事務局で編集を
  行う。

2) SC2(品質システム): 
 ・WG23(製品及びコミュニケーション支援);
  ・ISO 9001改正に関する説明文書, ISO 9001改正後の移行計画,支援文書,
   2008年版とCDとの対応表,FAQなどの作成作業を行った。
 ・WG24(ISO 9001改正);
  ・今回の会議では,CDに対して各国から提出された約3,000件のコメント
   の検討を行った。
  ・次回は,2014年3月にパリで会議を開催し,引き続きDIS作成作業を行う
   予定。2014年4月のDIS回付を目指す。
 ・ISO 9004(組織の持続的成功のための運営管理)の2014年に迎える定期見直
  しにいかなる対応が望ましいかについて検討を行った。規格のスコープを
  広げない限り大幅改正は必要ないとする報告を取り纏めたが,ISO 9001の
  改正に伴って影響を受ける部分があるため,2015年のISO 9001の改正に向
  けて小改正を行う方向で,2014年 1月にも定期見直し投票が行われること
  となった。
 
3) SC3(支援技法)  : 
 ・ISO 10004 (顧客満足の監視及び測定)の追補(エディトリアル修正)の作成
  作業が行われた。
 ・ISO 10008(電子商取引)の発行。
 ・ISO 10002(苦情処理)の小改正(エディトリアル修正)の作業が行われた。
  年内(2013年)のISO中央事務局への提出を目指している。

また,ISO 9001の改正に関する今後のスケジュールとして以下が示されました。

 2014年 3月 WG24のパリ会議開催;DIS作成
 2014年 4月 DIS回付(翻訳期間2ヵ月+投票期間3ヵ月)
 2014年 4月〜 6月 JIS原案作成委員会の設置,JIS化作業開始
 2014年 7月〜 8月 国内委員会,ISO 9001対応WGでDISコメント検討
 2014年 8月 DIS投票 
 2014年11月 ISO/TC176総会をテルアビブで開催;FDIS作成(予定) 


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●TL 9000コーナー「セキュリティ測定法ガイダンスについて 他」
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TL 9000に関する最近の話題を紹介いたします。

1) セキュリティ測定法ガイダンス
TL 9000要求事項ハンドブックがR5.5版に改版され,TL 9000WGも翻訳協力を行
い翻訳版が2013年11月に発行されました。
その中で特徴的なのが,セキュリティ測定法についての要求事項が追加になっ
たことで,セキュリティ測定法のガイダンス文書も含んだ翻訳版となっていま
す。米国インターネットセキュリティセンター,米国国立標準技術研究所から
刊行されているセキュリティに関する測定法を調査,研究した結果がガイダン
スに盛り込まれています。
これにより,組織の製品及びサービスのセキュリティが継続的に改善されるよ
うになることが期待されます。

2) ベストプラクティス会議
クエストフォーラムでは毎年,ベストプラクティス会議を地域別に開催してい
ます。
2014年4月にAPAC地区のインド Delhiにて
「Sustaining Value through Seamless Communication」をテーマに
2014年6月にはEMEA地区のオーストリア Viennaにて,
2014年9月にはアメリカ地区のフロリダ Clearwaterにて開催されます。
2015年4月のAPAC地区の開催場所は,日本が候補地となっています。

TL 9000WG もこれらの機会を捉え,ベストプラクテイスの情報共有,情報発信
を積極的に行っていきたいと思います。

詳しいスケジュール,議題はクエストフォーラムのホームページに掲載されて
いきますのでご参照戴ければと思います。
http://questforum.org/


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●知識活用型企業への道「QMSにおける知的資産運用への取り組み」
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前回は,工業社会時代の「ものづくり」から知識社会時代の「ことづくり」へ
と企業の価値観が変化したことをお話しました。戦後のモノ不足の時代では
「三種の神器」と称されたテレビ・洗濯機・冷蔵庫を持つことが庶民の夢であ
り,所有することに満足を感じていました。しかし,その後の経済成長により
モノが容易に手に入るようになると所有すること自体に価値を感じることは少
なくなり,モノから生まれる出来事にその価値を見出すようになりました。
そのため,企業は「顧客満足」を満たすために特徴あるモノを考えださなけれ
ばならなくなりました。

これは企業が得意とするモノを市場に提供するプロダクトアウト型から,顧客
の多様なニーズにあわせモノを提供するマーケットイン型へと企業の思考が変
化したとも言えます。マーケットイン型のビジネスでは消費者や取引先のニー
ズに応えるため,企業固有の知識を活用するだけでなく新たな知識の創造や他
の企業の知識をも活用しなければならないことがあります。
そのためには,企業内部にも多様な考え方を受け入れるだけの多様性が求めら
れているものです。さて,今回は企業内にある組織的知識の価値について少し
考えてみたいと思います。

一般的に,成功してきた企業では固有の知識が組織的知識として蓄積されてい
ると見て良いでしょう。経験,ノウハウまたは技能などは本質的に無形資産と
して個人に蓄えられますが,それらを文書類などで表出し組織が使える有形資
産すなわち組織的知識として活用しています。無形資産も有形資産も組織が使
って初めて組織的価値を生み出すものなので,組織がどのようにこれらをうま
く使うかでその価値が決まるところがあります。それゆえ,組織的知識の価値
は組織IQとの関連で語られるものかもしれません。そこでその前段階として,
今回は組織的知識の価値がどのように認められるのかを見てみます。

まず,個人的知識を組織的知識とするには,個人が持つ暗黙知を文書などの形
式知に転換することから始まります。個人的知識はその関心事や質のバラつき
が大きく,組織として使うには問題があるため,皆が使えるように内容を整え
文書などで保存し,いつでも使える知識に変換しなければなりません。

そこで,まず業務の多くを占めると言われている段取り型組織活動を考えてみ
ます。この種の活動の組織的知識の目的は,人々の行動のバラつきを抑え業務
を平準化し安定させ,さらに生産性を向上させるところにあると見ています。

例えば,手順書,マニュアル,チェックシートなどにより必要な知識を体系的
に順序立て説明します。多くの人々が使うこれらの組織的知識はこれを使う人
の理解能力に応じたものであり理解可能な表現を使いつつ適切な順番で記述さ
れることが求められるものです。ゆえに,表記順番と表現方法によってもその
価値が影響を受けます。またこの種の文書類はリスクマネジメント的な背景を
持ち,不都合が生じた場合には記述の見直しをすることにより継続的改善の基
盤を提供するものになります。

一方,設計・開発などの業務は手順だけでは示せない知識創造に関連します。
それゆえ,新しい知識が素早く適切に創造されるかどうかで組織的知識の価値
が決まります。新たな知識の創造は人間しかできず人の内面にある暗黙知が主
役となるため,知識創造の場面では暗黙知と暗黙知を交流させる場の提供が必
要と言われています。しかし,組織規模が大きくなるに従い対面的な場を提供
することが困難となり,結果的にメールを含め文書などの形式知による情報の
交流が主流となってきました。(情報と知識の違いは,情報と違い知識には解
釈と正当性に関連した納得する行為が含まれることを過去ご紹介しましたので
割愛します。)このように見ると,暗黙知の直接的交流に変わり形式知と形式
知の情報交流が知識創造の中心となるため,形式知を連結する能力の重要性が
増しているといえます。

このような状況では,まず企業全体で形式知化された組織的知識の情報をうま
く循環させることが求められるでしょう。実際のところデータベースやネット
環境の充実により現在では大量に情報を循環させることを可能としました。
しかし,それらの情報を組織的知識にするには,最終的には情報の受け手側に
リテラシー能力を備えた人が必要で,知識化するにはその人の関与が必要だと
いえます。

一般的にさまざまな研究成果は,まず報告書,仕様書,図面類などの形式知に
変換され組織的知識になり,次に情報としてアウトプットされます。この情報
を使い関連組織は,次の行動を起こし新たな知識を連結させ完成度を高めます。
その連結過程で問題が発見されれば前段階にフィードバックされそれぞれの組
織的知識の完成度が上がってきます。これを反復すことにより組織的知識は成
熟し新たな知識の創造に貢献するでしょう。

このように見ると研究などの組織的知識の価値は,他の組織との知識循環の反
復によりその価値が見出され高めていくと見ることができます。

このように組織的知識の価値を考えてみると,何らかの行動を起こさせるとい
う意味では手続き型も循環型も同じですが,手続き型は直線的な因果関係のフ
ロー上にあり起点と終着点が明確であり価値を評価することも比較的容易です。

一方,知識創造型では循環的な因果関係なので起点も終着点も曖昧で,因果の
連鎖が回り続けます。ゆえに,一つの組織的知識だけで何らかの価値を見出す
ことは難しいもので,他の組織との関係性で決まる価値だと言えます。

ゆえに,それを直接的に評価することは難しく代替的に評価することになるで
しょう。例えば,新たな知識形成までの反復回数やその時間,およびスパイラ
ルコストなどで生産性と価値が評価されるのでしょう。

ここまで組織的知識の価値について見てきましたが,実際の業務は直線的な知
識フローと循環的な知識フローが複合的に働いているのが実態でしょうから,
直接的に組織的知識の価値を理解するのは困難です。そこで,いくつかの評価
ポイントを定め組織的知識をモニタリングするのが実際的な方法でしょう。
その例として例えば,「簡潔性」,「信頼性」,「網羅性」,「完全性」,「結合
性」および「重要性」などのポイントが考えられますので,機会があればご紹
介したいと思います。


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●QKM e-ラーニングシステムの移行に伴う一時サービス停止について
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昨年12月17日にご連絡しましたとおり,QKM e-ラーニングはホスティングサー
ビスを利用したe-ラーニングシステムに移行するため,一時サービスを停止い
たします。

QMS委員会では,委員会活動を通して蓄積してきた品質管理やQMS構築・活用の
ノウハウを次世代に引き継ぐため,2003年 3月からインターネット環境を利用
した品質エキスパート養成講座「QKM e-ラーニング」を運営して参りました。

その間,1,500名を超える受講申込があり,会員企業の人財育成の一助になっ
たと考えております。

しかしながら,現行システムの老朽化に伴い今後の維持管理が困難になるとの
判断から,この度ホスティングサービスを利用したe-ラーニングシステムに移
行し,運用の安定化と効率化を図ることにいたしました。

移行作業期間中はQKM e-ラーニングサービスを停止させていただきます。
会員企業の皆様にはご不便をおかけいたしますが,ご理解を賜りたく通知申し
上げます。

・サービス停止期間:2014年4月1日(火)〜5月28日(水)

・新システムによるサービス開始予定日:2014年5月29日(木)

・新システムによるサービス提供コンテンツ
  現行と同じ,ISO 9001:2008規格解釈コース(1プログラム)
  品質管理基礎講座(4プログラム)

・注意事項
 ・現行システムでの受講申込受付は2014年1月31日をもって終了いたします。
 ・3月31日をもって,現在のアカウントは失効し,新システムには引き継が
  れませんのでご留意ください。
 ・新システムでの受講申込は2014年5月7日から受付開始の予定です。
  新システムでの申込方法については別途通知いたします。


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●編集後記
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今年も早や 1ヶ月が過ぎようとしています。年々,時間の過ぎるのが早くなっ
ていく気がします。

2013年を表す漢字としては「輪」が選ばれました。2020年東京五輪の
開催決定や,富士山の世界文化遺産登録など「日本中が輪になって歓喜にわい
た年」,そして,台風など相次ぐ自然災害にも「支援の輪」が広がったことな
どが理由に挙げられていました。

また,先日,高校サッカーをTV観戦していたところ,夏の高校野球と同じく,
監督(父親),主将(息子)というチームが優勝しました。こういう体制のチ
ームを運営していくことは,本人またチームメンバーにとって,大変難しいと
聞きます。しかし,それを乗り越えて成し遂げたということに対し,家族を支
える母親も含めた「家族の輪」,そして,「チームの輪」を感じ,とても感動
をいただきました。

これからも,いろいろなところで多くの「輪」が広がっていってほしいと思い
ます。

さて,今年はどのような一年になるのでしょうか。今年は「午年」。会員企業
の皆様にとって,「飛躍」の年であるとともに,たくさんの笑顔が「うま」れ
る年であることを願っております。

最後までお読みいただき,ありがとうございました。

今年も,QMS委員会のメルマガを,よろしくお願いいたします。


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──「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」──

* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会
    QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/top.html
 http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(菅野 清裕)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
 qmsmelg@ciaj.or.jp
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