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    「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

「世の中の潮流CSRを総会記念講演会で取り上げます!」

                      2006年5月26日発行 第13号

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≪ 第13号 目次 ≫

 ・はじめに
 ・QMS委員会総会のお知らせ
 ・企業の社会的責任(CSR)について
 ・QKM「信頼性講座(座学)」開講のお知らせ
 ・TL9000コーナー「TL 9000/QuEST Forumの動向について」
 ・QKM「e-ラーニングサービス」のご案内(受講者募集)
 ・編集後記

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●はじめに
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今年のゴールデンウィークは,9日間のビックな休みとなった企業も多かった
ようですがみなさんはリフレッシュできましたか?

この5月は,五月晴れはどこへやら!? と思うほど雨や曇りの日が多く,
なんとなく調子がいまひとつといった方も多いのではないでしょうか。
QMS委員会では,そんな陽気を吹き飛ばすが如く,06年度の計画の具体化
に向けて熱い議論をしております。

今年は,メーカとしては避けて通れないCSRを活動テーマに取上げ,品質と
CSRの係わりについて考えていきたいと思っております。
そして,手始めにQMS委員会総会の記念講演会にCSRを取上げます。
みなさんもご参加戴き,いっしょにCSRの正しい理解をしませんか?


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●QMS委員会総会のお知らせ
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2005年度のQMS委員会総会を,6月8日(木)に開催致します。
皆様には既に各社委員を通じてご案内を差し上げております。

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 開催日:2006年6月8日(木)
 場 所:大手町・サンケイビル 17階
      情報通信ネットワーク産業協会 第1〜4会議室

 総 会    13:10〜14:10
 記念講演会  14:40〜17:10
 懇親会    17:30〜
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記念講演会では,CSRを全面に取上げ,「今,社会に求められている
CSRは何か」という本質と実践的課題についてご講演を戴きます。

<総会記念講演会>
1)第1部 「品質と企業の社会的責任について」
 [講師]QMS委員会フェロー 山本 正 様
2)第2部 「今,社会に求められているCSRとは何か−視点・課題・方向」
 [講師]日本大学教授     松野 弘 様
3)第3部 「企業経営戦略とCSRの実践的課題」
 [講師]福岡大学教授     合力知工 様


また,今回はQMS委員会にご参加いただいている皆様に,より一層交流を
おはかりいただくため,懇親の場を設けておりますので,奮ってご参加下さい
ますようお願い申し上げます。

懇親会の場で,参加者や講師の方との交流をはかり,有益な情報交換の場,
人脈作りの場としてもご活用戴けたら幸いです。


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●企業の社会的責任(CSR)について
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企業のさまざまな不祥事や社会問題への発生のたびに,企業の社会的責任(CSR)
が,問いただされています。

また,一旦不祥事が発生すれば,社員の皆さんが日々努力した結果も水泡と帰
する結果となります。最悪の場合は,皆さんもご存知のように企業の存続すら
危ぶまれる状況になります。

企業外部環境のこのような変化に対し,企業は時として防衛に事後対応の観点
からCSRをとらえることがあります。
何か問題が起きたときに対応できるように準備するといったもので,コストの
感覚です。事後処理は,その対応に膨大なコストが発生します。

一方,戦略的にCSRをとらえることもできます。
企業の社会的責任を認識し,企業の製品の向上や企業イメージのアップに結び
つけるために,積極的にCSRを行おうという考え方で,投資の感覚です。
この場合,何をどのように行うのかという戦略的な難しさがあります。

両者をあわせた中間的なCSR活動を展開する企業もあるでしょう。

現在,ISOでは社会的責任(SR)のガイドラインとして,ISO 26000を,2008年の
発行予定で審議しています。
今後も企業におけるCSR活動は,企業の存続という視点を含めて,盛んに
なってくると見ています。

このような状況より,2005年度のQMS委員会総会の記念講演会はCSR一色
で行うことに致しました。

 ★ なぜ,昔は問われていなかった企業の社会的責任を,これほどまでに
  問われるのか?
 ★ 企業の社会的責任とは,どこまでなのか?
 ★ 企業の社会的責任への活動は,コストなのか投資なのか?
 ★ 我々は何をすればよいのか?

さまざまな疑問が浮かんできます。
総会記念講演会に参加戴き,CSRの本質をつかんではいかがでしょうか。


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●QKM「信頼性講座(座学)」開講のお知らせ
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本年度に入り,多数の方からの「信頼性講座」受講の希望を戴いております。
また、すでにご希望を頂戴しお待たせしている方もおられますが、いよいよ
7月5日(水)に開講日を決定し,準備を進めております。

この講座は,会員企業の現役品質管理エキスパートが直接座学にて演習指導を
行うもので以前から大変好評を得ている講座です。
講座の内容は,以下の通りで,1日コースとなります。

 ◆「信頼性講座(座学)」カリキュラム
 ・午前の部:
  第1章 序章
  第2章 故障発生率の時間的推移
  第3章 信頼性の尺度
  第4章 ワイブル分布とデータの解析

 ・午後の部:
  <演習:ワイブル確率紙の使い方>
  第5章 MTBF(MTTF)の簡単な求め方
  第6章 機器の故障率の予測
  第7章 信頼性向上のために 

詳細については,別途ご案内致します。今回はこれまでに受講の希望を戴いた
方を優先にさせていただきますが,引続き,一定のご希望数に達したところで
開講をして参ります。

QMS委員会の会員企業の皆様は特典として無料で受講することができます。
QKMのお申し込みは,QKMサテライトセンター qkm@sunsea-japan.co.jp
にお申込み下さい。

皆様のご参加をお待ちしております。


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●TL9000コーナー「TL 9000/QuEST Forumの動向について」
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日本では今年3月に1件の新規TL 9000認証登録がありました。 
これが弾みで認証登録企業が拡大されればと思います。 

QuEST Forum 関係では,以下の主要な会議が予定されています。

 ◆ ベストプラクティス会議
   開催地:米国・Durham,開催日:9月12日,13日(2日間),
   作業部会:9月14日,15日
   特記事項:講演募集が始まりました
 ◆ アジア会議  
   開催地:中国・北京, 開催日:10月27〜28日


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●QKM「e-ラーニングサービス」のご案内(受講者募集)
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QMS委員会では,2003年より会員企業向けにQKM(Quality Knowledge
Meister)e-ラーニングシステムサービスをご提供しております。

現在,e-ラーニングシステムは企業内情報システムと絡めて,
ITを活用した戦略展開上の教育ツールとして幅広く普及してきています。

世の中の変化に伴い,ビジネスの変化,人材の流動化が活発になっている今,
従業員の教育を集合教育で行なうことが,各社困難になってきているのが
実情です。

QMS委員会では,e-ラーニングシステムにいち早く着目し,業界の実践的
知恵・ノウハウ(ナレッジ)を蓄積・共有できるシステムを構築し,インター
ネット環境さえあれば,いつでも,どこでも学習できるQKM e-ラーニング
サービスとして実現致しました。

昨年よりQMS委員会の会員企業の皆様は特典として無料で受講戴けることに
なっております。このたび,更なる活用をして戴きたく提供コンテンツの目次
一覧を以下のURLに掲載致しました。
「2007年問題」を前に「ものづくり再生」を大きなテーマとされている
企業も多いと聞いております。是非,QKMを活用戴きたくご検討をお願い
致します。

 ◆ QMS基礎講座
  http://www.ciaj.or.jp/qms/pdf/mokuji-1.pdf

 ◆ ISO9001 2000年版 規格解釈コース
  http://www.ciaj.or.jp/qms/pdf/mokuji-2.pdf

QMS委員会では,普遍性の高い5コースをe-ラーニングとして提供しており
ますが,いずれも通信機械工業会の時代から受け継いできたQMS委員会の
英知を結集!?して作成した自慢のコンテンツです。

新入社員の導入教育や転属社員の教育等積極的にご活用戴ければ幸いです。


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●編集後記
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今年度の総会の目玉は,CSR講演会だ。
個人的に,とても楽しみにしている。
CSRについて奥深そうな話しが聞けそうである。

いまや企業が社会に与える影響は計り知れないものがあり,一企業が金儲けの
ためだけの活動として存続するのは難しい。

利益の一部を社会に還元していくこと,サーバント精神は不可欠と思う。
人々の幸せのために企業はあって欲しい。

先日,母の日にプレゼントの絵を息子からもらった。ニコニコ顔である。
幼稚園には,働くお母さんの絵が飾ってあった。
絵の中のお母さんは,お洗濯をしたり,お掃除をしている。
みんな明るい色使いで楽しそうである。

物質的にはとても豊かになった現在,子供を育てる環境,自分が年老いていく
環境を考えると,精神的には決して豊かではない世の中かも知れない。

でも,子供たちの未来は輝きに満ちている。
子供たちは精神的に豊かなのだ。みんなそのまま真っ直ぐ育って欲しい。

企業人である私たち大人は,社会的責任として,子供たちに明るい未来を残し
てあげる義務がある。笑顔が曇らないように…。


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──「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」──

* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:情報通信ネットワーク産業協会 QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/
 http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(菅野 清裕)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
 qmsmelg@ciaj.or.jp
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