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    「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

「QMS委員会の活動を振返り…. そして更に飛躍いたします!」

                      2006年3月31日発行 第12号

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≪ 第12号 目次 ≫

 ・はじめに
 ・05年度のQMS委員会活動を振返って
 ・TL9000コーナー「TL 9000/QuEST Forumの動向について」
 ・QMS委員会のホームページリニューアル!
 ・QKM(e-ラーニング)受講者募集のご案内
 ・コラム1 〜WBCの開催でみえたもの〜 
 ・コラム2 〜荒川選手とイチロー選手の健闘でみえたもの〜
 ・編集後記

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●はじめに
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この2〜3日で一気に桜が開花し,春の訪れを実感する今日この頃です。
桜の花が咲くだけで殺風景な冬の様相から一気に華やいで見え,気持ちもなん
となくウキウキしてしまうようなことはありませんか?

今年は,トリノオリンピックでの荒川選手の金メダル獲得や,ワールドベース
ボールクラシック(WBC)での王ジャパンの金メダル獲得で,日本中がホットに
なりました。
いまだに余韻が冷めないようで,大きな経済効果も示されておりますが,活力
ある日本への躍進が続くことを祈念致します。

今回のような「熱くなる気持ち」や「ワクワクどきどきする心」がものごとを
成し遂げるための大きなエネルギーになるような気が致します。
QMS委員会も,イベントや情報発信を通じ,気付きや話題を提供することで
微力ながら皆さんの支援をしてまいります。


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●05年度のQMS委員会活動を振返って
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05年度のQMS委員会は,イベントでは2/9のQMS戦略セミナー,対外
交流では2月の「QuEST Forum 年次会議」(TL9000コーナー参照)で,全ての
予定を終えて,2/27に今年度のまとめとして運営委員会を召集致しました。

イベント関連は,会員の皆様のご協力により,全て盛況にて終了致しました。
06年度は,品質やマネジメントの実践的理解を深める参加型のイベントの
企画も試行してまいります。引続きのご支援をお願い致します。

QKM(e-ラーニング)については,会員への無料開放を行い受講数が増加
致しました。また,今回,「QKM受講者募集のご案内」の記事の通り朗報が
入りました。会員の皆様のさらなる活用をお願いいたします。

このほか,ホームページのリニューアルなど,皆さんの目に触れない部分での
改善や小さな事務局に向けての取組みも行って参りました。

また,この1年を振返ると,社会的責任が問われる事件や事故が多発して,
CSR(企業の社会的責任)が大きくクローズアップされました。
06年度はCSRをテーマのひとつに取上げようと考えております。
まずは,QMS委員会の総会(6/8の予定)の記念講演テーマとして取上げる
予定です。ご期待下さい。

QMS委員会では,皆様からのご意見・ご要望を是非お聞かせ戴きたくお待ち
しております。ご一報をよろしくお願い致します。


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●TL 9000コーナー「TL 9000/QuEST Forumの動向について」
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米国サンディエゴで,2/7〜2/10にQuEST Forum 年次会議および各WGが開催
された。CIAJとしてQMS委員会TL9000WGメンバが参加/発表。会議は,フレ
ンドリーな雰囲気中で行われた。

■「QuEST Forum 年次会議」2/7

約200名参加のもと,2005年に新規登録した組織の紹介,発表エントリーした
33組織のミニプレゼンがあり,ルータ等で有名な某社が,TL 9000対象製品に
主力製品を追加(拡大)したことが,注目をあびていた。

夕方のイベントでは,2005年にQuEST Forum WG, 地域HUB等で活躍された方々
への表彰があり,日本からは,2名が表彰され,そのうちの1名は,CIAJ
QMS委員会TL9000WGの元チェアの小林氏であり,QMS委員一同,大変名誉な
ことと受け止めております。

QuEST Forum 年次会議参加報告の詳細は,
CIAJ QMS委員会のホームページ(http://www.ciaj.or.jp/qms/)の会員専用
のページ(ID/PW要)にてご覧いただけます.

QuEST Forum 年次会議の議題は,Web公開されており,以下のURLから
ご覧いただけます。
http://www.questforum.org/events/event_2005_Annual_Meeting_Main.htm

■「QuEST Forum 作業部会(WG)」2/8〜10
QuEST Forum 年次会議に引き続き,以下の作業部会が開催された。

-Oversight WG:
 規約の見直しでは,認定機関のパフォーマンスを定義し,定期的に報告する
 ルールを検討。
-Global WG:
 地域ハブをベースにしたTL 9000の普及では,中国の著しい登録件数の伸び
 を背景に,5月中旬に,中国(広東省)で地域会議の計画検討。
-Integrated Global Quality Requirements and Measurements (IGQ)WG:
 TL9000要求事項と測定法のハンドブックに関し,R4.0への改版検討。

■ TL9000関連の今後の予定
1) TL 9000要求事項 R4.0
   QuEST Forumの最終承認を確認し,6/30にリリ−スの予定。
2) TL 9000測定法 R4.0
   5/20に投票のための最終ドラフトをメンバに配信し,6/30にリリ−スの
  予定。


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●QMS委員会のホームページリニューアル!
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このたびQMS委員会のホームページをリニューアルいたしました。
QMS委員会では,幹事会メンバ4人のキーマンからなるホームページ検討
WGを発足させ,会員の皆様へのタイムリーなコンテンツ提供,見やすさ・
アクセシビリティの向上を目指し,検討を重ねてまいりました。

新しいホームページは青空を基調としたデザインで統一し,“飛躍”・“発展”
をイメージしています。シンプルなメニューボタンは,判りやすい操作性を
提供し,各ページへの移動を簡単・軽快にしています。

各ページのコンテンツの内容は以下のとおりです。
 「活動紹介」:委員会の活動内容を判りやすく紹介
 「お知らせ」:イベント開催情報などをいち早くお届け
 「メルマガ」:最新刊はもちろんバックナンバーも見れます
 「書籍紹介」:QMS委員会主催の戦略セミーや講演会の講師の書籍を紹介
 「会員専用」:会員企業の皆様だけに限定したコンテンツを掲載
        会則,活動計画・報告,議事録,総会/講演会/戦略セミナ
        ーアンケート結果,TL9000WG情報など満載。(ID/PW要)※

さらに,QKM(e-ラーニング)やTL9000WG専用ホームページへのリンクなど,
QMS委員会会員企業の皆様のポータルサイト,ナレッジベースとしてご活用
いただけます。

百聞は一見にしかず。早速アクセスして見て下さい。

★新ホームページはこちら: http://www.ciaj.or.jp/qms/ 

※会員専用ページのIDとパスワード(PW)は,QMS委員会事務局に問合せ
 下さい。会員企業の方にのみ開示致します。


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●QKM(e-ラーニング)受講者募集のご案内
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QMS委員会では,2003年より会員企業向けにQKM(Quality Knowledge
Meister)e-ラーニングシステムサービスをご提供しております。

現在,e-ラーニングシステムは企業内情報システムと絡めて,
ITを活用した戦略展開上の教育ツールとして幅広く普及してきています。

世の中の変化に伴い,ビジネスの変化,人材の流動化が活発になっている今,
従業員の教育を集合教育で行なうことが,各社困難になってきているのが
実情です。

QMS委員会では,e-ラーニングシステムにいち早く着目し,業界の実践的
知恵・ノウハウ(ナレッジ)を蓄積・共有できるシステムを構築し,いつでも,
どこでも学習できる環境をQKM(e-ラーニング)として実現致しました。

JRCAのISO 9000審査員補の登録申請においては,以下の4コースの受講をし,
修了証と各々のコースの目次を提出することで,「品質管理知識を有している
ことの証明となる資料」として受理されております。

 ・品質管理概論
 ・統計的手法
 ・管理図
 ・検査業務の進め方

さらに,2005年度以降,QMS委員会会員企業の皆さんに限り,無償で受講
することができるようになりました。
新入社員の導入教育や転属社員の教育等積極的にご活用戴ければ幸いです。


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●コラム1 〜WBCの開催でみえたもの〜 
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 WBCの感想です。
 誤審、運営システム不備など様々ありますが, 2点感じたことがあります。

◆釈然としないルール
一次リーグ, 二次リーグの同率チーム順位決定方法に失点率(失点をイニング
数で割った失点率の少ないチーム)がありますが、後攻が有利と思います。
 
先制点された負け試合の場合, 9回の相手の攻撃を抑えるチャンスがあるの
が後攻で, 無いのが先攻だからです。これが、失点率に影響します。

リーグ戦で, 先攻と後攻が同じ試合数であれば, 公平ですが, 奇数試合
(3試合)のため, 有利・不利があります。
運も勝敗要素の内と割り切れれば良いのですが, 戦う前から抽選の要素が入っ
ているのは, 釈然とせず, 腑に落ちない感が残るルールでした。

しかし, この部分は, 結果的に日米の失点率には影響しませんでした。
日米メキシコ間で,
 -日本5失点/17イニング2/3 
 -米国5失点/17イニング
で, 同じ失点でも分母が大きい分で、日本がアメリカより失点率が少なくな
りました。
日本−アメリカ戦で9回裏2死で、藤川がロドリゲスに打たれ、サヨナラ負け
となり, その時は誠に残念でしたが, 2死まで行ったことに大きな意味があり
ました。(これが上記の2/3です)

◆キューバの参加
国交がなく,米国が経済制裁中のキューバに賞金を与えると,経済制裁の
意味がなくなるため,参加が危ぶまれると報道されました。
これを,キューバチームの賞金は,カトリーヌの義援金に充てることで解決
したのは,大した政治力と感心しました。


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●コラム2 〜荒川選手とイチロー選手の健闘でみえたもの〜
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バブルが崩壊し,自信を喪失し「失われた10年」と呼ばれる時代を経験し,
リストラという名目で解雇され,何らかの職を求めて新しい職場や田舎に
帰り現実的な面で耐えしのぐことを経験してきた層で,特に団塊の世代は来年
には大挙して退職することになります。
すると,今度は技能の大量喪失と嘆く。なんと身勝手な世の中だろう。
そして,その流れにまたもやほんろうされる人々がでる。その結果,自分自身
を見失ってしまう。

そのような中,荒川選手の例は正反対だ。
一度はあきらめかけたスケート人生の苦労経験から,結果を求めるのではなく
自分自身を見失わないように取り組んだ。
冷静に自分を見つめ,冷静にオリンピックに臨んだ結果,幸いにして金メダリ
ストになった。荒川選手にとっては,結果はどうでもいいのであろう。
金メダリストとなったことよりも, 自分自身で有り続けたことの方が胸にかか
っている金メダルよりも,より輝いている心のメダルであろう。

ともすれば,勝組み・負組みと故意に差別し,いわれもない優越感といわれも
ない劣等感を植え付けようとしているマスコミの軽々しさとは対照的である。
バブル時代に培われた次元の低い話である。

WBCにも,興奮した。
他力本願で2次リーグを勝ち上がり,連敗していた韓国に大差で勝った。
そして,結果的に金メダルを勝取った。
韓国では実力は自分たちが上であると言っているが,勝負の世界で負けた。
実力と勝負の世界は別である。 勝負はリーグ戦ではない。真剣勝負である。

印象深かったのは, やはりイチロー選手である。四面楚歌の大リーグであれだ
けの結果を出した選手が, 国際試合の経験が少なく, 韓国戦で自信を失った
選手達を鼓舞した。親分風を吹かせたエセ大将は多いけれど, 真剣勝負となる
とそれでは頼りにならない。選手もわかっている。
修羅場を経験し,実績を残した人だけが持つ凄みがある。
今回のWBCには, 野球人として,日本人としてのイチロー選手の執念と
思い込みの深さを知る。
勝ち負けを超えたものを感じる。メダルの色で云々するのは失礼であろう。

これからの日本経済も復調の兆しが見えてきている。
試練を超えてきた人たちも多い。これらの人々が真剣に,また冷静に対処した
としたら「Japan as No.1」から「Japan is No.1」になる日も, そんなに遠い
日ではないような気がする。


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●編集後記
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今回のメルマガはいかがでしたか? 
QMS委員会のメンバも興奮冷めやらず,思わずオリンピック、WBCを
コラムにしてしまいました。

先週3/25にプロ野球パリーグが一足お先に開幕いたしました。
プロ野球人気が復活している!?様子です。
その立役者となったのが,WBCです。

王監督率いるチーム・ジャパンが優勝を飾った決勝戦では,
最大瞬間視聴率は約50%に達したようです。

日本人って野球好きなんですね〜。
私も昨年のロッテ優勝では,にわかロッテファンになってましたし(^^;

サンディエゴという開催地も素晴らしいし,
何より日本代表チームの選手が素晴らすぅぃ〜い!!!

古い言い方ですが,日の丸を背負って戦うというプレッシャーは凄いと思い
ます。守備の良い選手がエラーしてしまうのも,そんなプレッシャーから
なんでしょうね。
テレビを見ていて緊迫感が漂ってきました。

チームのメンバ全員が同じ思いを共有し,個々人がそれぞれの役割で
ベストプレーを発揮できれば,結果が付いて来ることを見事に証明して
くれたと思います。

テレビや新聞でいろんな解説がありますが,あの優勝シーンは何度見ても
気持ちがいいですね。

ちなみに,WBCのティファニー製優勝トロフィーは,各球団に順番に飾ら
れるということです。最初は,やはり王監督率いる福岡です。

今年の野球も面白くなりますよ〜。

確か,セ・リーグでも,プレーオフ制度が導入されることになったようです。
実施は,2007年からのようですが,古〜い日本野球界も徐々に変わってきた
のが感じられます。

QMS委員会もどんどん進化・飛躍をいたします!? こうご期待!!


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──「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」──

* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:情報通信ネットワーク産業協会 QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/
 http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(菅野 清裕)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
 qmsmelg@ciaj.or.jp
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