一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(以下CIAJ、会長:東京大学大学院 工学系研究科 教授・森川博之)は、昨年度より主催する全国の高等専門学校(以下、高専)の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2024(WiCON2024)」の募集を終え、応募いただいた全33チームより、26チームの採択を決定いたしました。
応募案件には優れた提案内容が多数あったため、協賛企業を中心とした運営委員会で審議した結果、当初予定を上回るチームを採択いたしました。
採択チームには技術実証費用として、1チーム最大150万円を支援いたします。
1.各募集部門の応募状況と審査結果
審査結果
- ワイヤレス基礎技術部門
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<電波を効率的に利用するための無線技術/システムの「新規アイデア」の技術実証>
応募: 4チーム 採択: 3チーム【別紙参照:PDF 176KB】 - ワイヤレス利活用部門
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<既存の無線機器/システムを用いた「モノ」「アプリ」「サービス」の技術実証>
応募: 29チーム 採択: 23チーム【別紙参照:PDF 176KB】
採択チームへの技術実証費用の支援、表彰
支援費: | 1チーム最大150万円(総額2,300万円) |
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表 彰: | 最優秀チームには総務大臣賞、上位チームには優秀賞、特別賞、協賛企業賞等を授与。 |
2.今後のスケジュール
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実証実験期間: 2025年2月末まで -
進捗状況報告会: 2024年12月(オンライン開催) -
表彰審査 予選大会: 2025年1月(オンライン開催)
※プレゼンによる選考会、本選大会に進む上位チームを決定 -
表彰審査 本選大会: 2025年3月(都内会場にて開催)
※プレゼン+デモにより総務大臣賞,他各賞を決定
3.コンテストの背景・目的
高専の地域性を生かし、電波の有効利用を目指した技術実証コンテスト「高専ワイヤレスIoTコンテスト」が2017年度に総務省主催でスタートしました。
2023年度からはCIAJが主催となり、適用領域の拡大、ビジネス化への促進を図るため、より産業界との結びつきを強め、大会名称を「高専ワイヤレステックコンテスト」に改め、総務省との共催でコンテストを継続しています。
全国の高専生(国立高専、公立高専、私立高専)による技術実証を通して、ワイヤレス人材の育成、および地域を巻き込んでの地域課題の解決、さらには近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に取り組むことを目的としています。
4.実施体制
主催: | 一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ) |
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共催: | 総務省 |
後援: | 一般社団法人全国高等専門学校連合会、デジタル庁、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、一般財団法人全国地域情報化推進協会、一般社団法人電子情報通信学 |
運営: | 高専ワイヤレステックコンテスト2024 運営委員会 |
メディア協力: | 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本ケーブルラボ |
協力: | 株式会社ON BOARDグループ |
協賛企業・団体(アルファベット順、五十音順): | |
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公式サイト: | https://wicon.jp/ |
問い合わせ
一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会内 WiCON2024運営事務局
担当:多賀谷、大久保
E-mail: kosen-wicon[at]ciaj.or.jp