コロナ禍で多くの人がリモートワークをするようになった昨今、ニュース等で新しい業務の仕方の阻害要因に挙げられることが多くなったファクシミリについて、一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)画像情報ファクシミリ委員会では、全国47都道府県の4000人を対象にインターネットにて利用調査を行いました。
調査の主な調査結果は下記のとおりです。
◆約半数の方が現在もファクスを利用
「あなたはお勤め先で文書や画像を送ったり受けたりするためにファクス(ファクシミリ)を使用していますか」に対する回答
◆ファクスによる送受信データの業種別
報告書、連絡書、受発注書が多く約50~70%を占めており、これらの送受信データは、ファクスが日常の業務やワークフローとして深く浸透していると考える。産業機械や不動産業では、図面データにも広く活用されている。
「あなたがお勤め先でファクスを使用して送ったり受けたりしているのは、どのような原稿ですか」の回答(複数回答可)
◆ファクスで使用している送受信のデータの職種別
IT エンジニアもファクスでの報告や連絡で活用している。
◆便利な点
簡単・確実に送受信ができる、受信した原稿がすぐに出力される、手書き原稿が送れるなどファクスならではの利点が表れていた。
現在のファクス付き複合機では、クラウド連携、電子メール転送などの機能を搭載しており、受信した文書を、自宅のパソコンや携帯端末に転送をしたり、クラウドに上げることでどこでも閲覧でき、テレワークを効率よく行うことができます。またご自宅のパソコンからファクス送信を行うことが可能な機能もございます。
また、FAX通信自体はインターネットとは別回線となっているため、データ漏洩のリスクが非常に少なく、ファクス専用の回線を使用されている場合は、完全に漏洩がありません。安心・安全の通信手段です。また有事や災害時にインターネットが不通の場合でも、電話やファクス回線は繋がっていることがあるため、通信手段の一つとしてご利用いただけます。
今回の調査結果を公開することで、現在もファクシミリが元気に活躍している事を知って頂き、より便利にファクシミリを使って頂けるよう、今後も様々な取り組みを行ってまいります。
◆調査報告書(概要)はこちら[PDF:537KB]
◆CIAJ画像情報ファクシミリ委員会のホームページおよび調査の詳細報告書はこちら
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