2020年5月14日
CIAJ通信ネットワーク機器セキュリティ委員会
繋がることによる利便性の向上から、インターネットは急速に普及し、IoT社会へのシフトも加速しています。その結果、従来は通信ネットワーク機器を扱う必要のなかったユーザが、当該機器の設定/運用を行う状況に直面し、特に、セキュリティ対策に必要な対応の不備によるサイバー攻撃の被害が顕在化してきています。
こうした状況の中、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、インターネット、IoTを構成する通信ネットワーク機器提供者の業界団体として、適切なセキュリティ対策機能の提供を考察していくと同時に、当該機器ユーザを対象に、通信ネットワーク機器のセキュリティ対策機能の取り扱いに関して、その必要性をご理解いただき、適切な設定/運用を実施頂くため、2018年度より、「通信ネットワーク機器セキュリティ・ユーザーガイドライン」を策定しております。
今般、2019年3月に発刊致しました「通信ネットワーク機器セキュリティ・ユーザーガイドライン Ver.1.0」に対し、第1部「共通事項」の記述拡充、第5部「IPカメラ」の追加等を実施し、「通信ネットワーク機器セキュリティ・ユーザーガイドライン Ver.2.0」として改版致しましたので公表させて頂きます。
本ガイドラインでは、第1部で、通信ネットワーク機器共通の事項について、第2部以降で、機器個別の事項について説明しております。第2部以降は、時代の変化に伴い、機器の追加や内容を改版して行くことを想定しています。
◆「通信ネットワーク機器セキュリティ・ユーザーガイドライン Ver.2.0」の全文はこちら[PDF:1212KB]
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