一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)では、この度の能登半島地震で被災された方々に寄り添い、被災者支援、被災した通信インフラの復旧・復興に向け、情報通信産業界の結束の場として、1月15日(月)、東京プリンスホテル(港区芝公園)本館2階プロビデンスホールにおいて、賀詞交歓会を執り行わせていただきました。当日は、約350名の来賓ならびに会員の皆様にご出席いただき、森川CIAJ会長挨拶の後、松本総務大臣よりご挨拶をいただき、石井経済産業大臣政務官のビデオメッセージを上映し、石井CIAJ常務理事よりあらためて被災地の復旧、復興に向けた業界の結束を訴えました。森川CIAJ会長挨拶要旨を以下に掲載いたします。
森川CIAJ会長 |
松本総務大臣 |
石井経済産業大臣政務官 |
石井CIAJ常務理事 |
当日の会場の様子 |
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一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会 森川会長挨拶要旨
皆様、本日はご出席下さりありがとうございます。CIAJ会長の森川です。
はじめに、1月1日に発生した能登半島地震でお亡くなりになった方々、1月2日に羽田空港で発生した航空機衝突事故でお亡くなりになった方々に、謹んでお悔やみを申し上げます。
能登半島地震では、現在も安否が不明な方々が多く存在し、避難者の方も4万人近くいらっしゃると思われます。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
電気、水道、ガス、通信など、社会インフラが大打撃をうけ、関係の事業者の皆さまが復旧に当たられていることに、心から敬意を表します。
CIAJでは、この度の能登半島地震で被災された方々に寄り添い、被災者支援、被災した通信インフラの復旧、復興に向け、情報通信産業界の結束の場として、賀詞交歓会を執り行うことと致しました。
現在は、被災者の方々の栄養面や衛生面の確保が最優先と考えますが、電気、ガス、水道等と並んで、 通信環境の回復は必要不可欠です。情報通信の力は現在も必要ですし、本格的な復旧、復興に向けて継続的な取組みが必要です。引き続き皆様のご協力をよろしくお願い致します。
本日は、復旧支援を含む公務ご多忙中にもかかわらず、松本 剛明総務大臣にご臨席を賜り、石井 拓経済産業大臣政務官にはビデオメッセージを頂戴しています。また、関係省庁の皆様、駐日大使館の皆様、産業界の皆様、会員の皆様の他、関係各方面より多数のご臨席を賜り、ありがとうございます。
私たちCIAJは情報通信産業を代表する団体として、多くの皆さまの期待に応えるべく、ICT産業の活性化に繋がる政策提言、新たなビジネス創出に向けた環境整備、情報通信業界を取り巻く諸課題解決に向けた活動を推進して参ります。そして発展する通信インフラ領域への取り組みを強化し、日本の情報通信ネットワークの進化を支え続けていきます。このような活動が、会員企業、並びに関係者の皆様のビジネスの発展につながることを願っております。
関係省庁や通信事業者、関連の皆様におかれては、今後もご支援、ご協力をよろしくお願い致します。 情報通信産業の力を結集し、困難に立ち向かって参りましょう。被災地の少しでも早い復旧、復興を心から祈念申しあげ、わたくしのご挨拶と致します。