2017年3月23日に警察庁が把握・収集したデータに基づき、平成28年(2016年)のサーバーセキュリティ関連情報をまとめたものとして、「平成28年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」を広報発表しました。
サイバー空間における探索行為等については、Linux系OSを使用しているIoT機器を標的とする不正プログラム「Mirai」等の急増により、昨年の2倍以上に探索行為が増加。
サイバー攻撃に関しては、世界的規模で発生しており、警察が報告を受けた標的型メール攻撃は、4,046件で3年連続増加。圧縮された「.js」(Java Script)形式による攻撃が増加傾向。
サイバー犯罪については、8,324件を検挙しており、過去最高。インタネットバンキング利用の不正送金等が、1,291件、不正アクセス行為が、1,840件発生しているとのこと。
警察庁の今後の取組みとして、下記の4件が挙げられています。
- 官民連会の推進
- サーバー人材の育成
- 国際連携
- 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたサイバーセキュリティ対策の推進。
発表内容詳細については、下記警察庁サイトを参照願います。
警察庁 WEBサイト:「平成28年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
https://www.npa.go.jp/news/release/2017/20170323cyber_jousei.html
問い合わせ先
企画推進部
TEL:03-5403-9357 FAX:03-5403-9360